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日記というか最早黒歴史帳です
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「ろ」があるかないかの違いですけれども、全然違うのですよ。言葉の面白いところ。


悔しいけれどやっぱり面白い、京極夏彦さんの小説。

分厚いだけじゃありません。そして、伊達に分厚くありません…。

本当に、凶器に使えますこの分厚さは。胸をときめかせる分厚さ。


でも、これでたったの1038円なのですよ!安い!!

この間ちらとライトノベルを見てみたのですけれども…挿絵やら何やらが入っている所為でしょうか、薄くても結構するのですよねぇ。

それに比べてこの小説は、(文庫にも関らず)1000ページ越えなのにこんなにお安いのです!なんて良心的なのでしょうね!

最初は何とも厭味な文だ、面白いけれども悔しくてならないぞ!と思っていましたが慣れればそれもすっかり気にならなくなり、そうすれば残るのは只管面白いなぁ楽しいなぁ、と思う気持ちだけです。

読み応えがあるって良いですよね。小説大好き!

文字の羅列を眼で追うだけで、何だか幸せになれる気がします。言葉の不思議は私の幸福、不思議で不思議で首を捻りつつも、あるだけで幸せになれるのです。


小説を読むと気分が高揚するので、以下、ちょっと支離滅裂な事を書きますね。でもあまりお気になさらずに、いつものことですから。


何故私が言葉のある世界に生まれてきたのかと聞かれたら、断言が大嫌いな(だって現在と言う時の中、確信が持てることなんて何一つないのですもの!)私ですけれども、本を読む為だと答えたいのです。

本を読むだけで幸せで在れるのだから、そのために生まれてきたと言ったって何ら遜色ないと思うのです。少なくとも得体の知れない誰か(所謂運命の人と言う奴)と巡り合う為、なんて言うよりだったら余程現実的ではありませんか?

言葉が使える事が幸せだ、言葉を読める事が幸せだ、と言ったら、嗚呼、この世の中には幸せばかりが溢れているでは在りませんか。


未来永劫そう思い続けられたなら、私はなんと幸福なのでしょう。

そう言える口が、そう示す指が、形としての其れを読む眼があるだけで私はなんと幸せなのでしょう。


欲の無い子と良く言われますけど、欲を出す必要なんて何処にあるのでしょうか?だって私には口と指と眼、いくらかの紙とペンがあるのです。手元には本が、外には言葉の溢れている世界があるのです。

此処に居られるだけで、私は欲張る必要のない満たされた子供になれるのです。

死ぬ時は、菊やらなにやらの花と一緒に、紙を詰め込んで欲しいなぁ。

いつかそんな事を言って「まったくお前らしい」とでも呆れられたら、私は一生分満足出来る気がします。


とりあえず京極さん、明日までに読みきるぞ!

…だって、このままじゃ夏休みの宿題が手につかないのだから(結構切実)

不謹慎だけどわくわくします。

久しぶりに…本当に、何年ぶりになるかなぁ…政権交代でもしないかしら!

与党以外の何処に何を期待するわけでも無いけれども(当然、与党にも期待はしていないのですが)、一つの党に人気(というか、力)が集中する現状は非常に芳しく無いと思います。

慢心が生み出すのは、常に思わしくない結果ばかりと決まっているものです。


政治やら何やら、まだまだ無知ですから私には偉そうな事が言えません。それでも、自分が生きている国の事に関心が無い訳がありません。

期待はしないけれど、どうなるかはしかと見届けたいのです。



ところで、さっきボン、と音がして

ほんの少し前に近所の子供(同級生だけど近所迷惑を省みない常識無い奴らなんて子供にしか見えない)がすぐ傍の空き地で花火を繰り広げていたので、また奴らかよと盛大に舌打ちして窓に向かったら普通の打ち上げ花火でしてささくれだった心が何だか和みました。

きらきらして凄く綺麗。本当にお花みたい。

居間の窓から普通に見えます。自室の窓からも普通に見えます。

田舎の特権ですよね、コレは。空が都会よかは幾分か綺麗で、敷地もちょっと広いから。

花火が咲くと、曇った夜空でも随分綺麗。

太鼓みたいな音と、近所の子供の歓声が、嗚呼夏だな、と思いました。


ところで、何でもない振りしていても花火がぽんぽん鳴り出すとそわそわして最終的には窓に駆け寄ってしまうのって 何 日本人の習性ですか?



きっとあれだ喧嘩とかして「ばかーっ」とか言い出して部屋を飛び出した人に対して


「馬鹿はお前だっ」と怒鳴り返してそっぽ向いて拗ねるのか

怒鳴り返してそっぽ向くも、そのうちそわそわしてきて最終的に「あの馬鹿!」とか悪態吐きながらも迎えに(或いは探しに)行くのか


その差なんだ…きっと…(多分大いに間違っている)

ところで私は追いかけません。放置して鍵を掛けれれば一番だと思っています(鬼)

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